インディーズ スポットライト

好きなものたちで
創り続けるゲーム

自分が「こんなゲームあったらやりたい!」と思えるゲームを創っています
YOSHIYUKI NAKASHIMAさん


App Storeでは、個人で、あるいは少人数で、ゲームやAppを開発する数々のインディーズデベロッパが活躍しています。個人でロールプレイングゲームを開発しているYOSHIYUKI NAKASHIMAさんもそんなデベロッパです。NAKASHIMAさんに、ゲーム開発への想いを聞きました。

未経験からのゲーム開発

社会人1年目の夏、友人に誘われてアプリを制作することになったのが、アプリ開発の第一歩だったというNAKASHIMAさん。その後その友人は、制作に関われなくなったものの、NAKASHIMAさんはゲーム開発の楽しさに開眼し、一人で企画から開発までを行うようになったといいます。

その頃NAKASHIMAさんは、ゲーム業界とは関係のない、ソフトウェアの開発を行う会社に勤めていたそうですが、個人での制作を始めて3年目に、勤めていた会社を辞め、以降は個人開発で生計を立ているそうです。

ゲームの開発を始めるまでは、ゲーム作りに関する知識や経験はまったくなかったというNAKASHIMAさんは、本を読んでXcodeやUnityについて学びました。そんなNAKASHIMAさんが手がけるゲームは、いずれもピクセルアートで描かれた異世界での様々な冒険にいざなってくれます。

謎解きとアクションをRPGに

女神の力で勇者に転生した主人公を操作し、世界の各地で起きる魔物による災害を抑えるために旅をする「勇者物語 女神と魔法のダンジョン」は、爽快な操作性が魅力のアクションロールプレイングゲームです。

敵からの攻撃を巧みに避けながら、ヒットアンドアウェイの要領で敵を攻撃します。またマップ内の各所に存在する魔道具を集め、謎解きをしながらダンジョン探索を楽しめます。

アクションと謎解きの要素を入れたロールプレイングゲームを作りたかったことから生まれた本作のこだわりを、NAKASHIMAさんは次のように話します。

「一本道を進むマップではなく、謎解き要素を追加することにより、マップを隅々まで探索しながら攻略する必要がある作りにしています」

広大なマップを自由に移動しながら、要所要所で強敵と闘う冒険を楽しんでください。

農園ゲームを取り込んだRPG

NAKASHIMAさん自身がその頃ちょうど農園ゲームを楽しんでいて、自分でも作りたいと思い立ち生まれたのが「勇者の農園サバイバル」です。魔王を倒した勇者が、褒美として手に入れた農園でスローライフを楽しむ、という設定でゲームが始まりますが、実はゲームを進めると近隣に発見されるダンジョンを攻略することが目標になっていきます。

「ただの農園ゲームでは作業のようになってしまって楽しめない人もいると考えたので、『農園の作業で集めた物資を使って装備を整え、モンスターを倒しに行く』という形にアレンジしています」というNAKASHIMAさん。農園でののんびりした生活と、ダンジョンの最深部に待ち受ける秘密、どちらも楽しめます。

レベル上げを楽しむRPG

「剣と勇者とレベル上げ」では、NAKASHIMAさんが大好きだという、レベル上げをとことん楽しめます。島の中を探索し、次々と現れるモンスターに戦いを挑んで、倒すと手に入れられる素材を使って武器や防具を強くしていきましょう。バトルは自動で行われますが、テンポよくレベルが上がっていく面白さに引き込まれます。

「レベルアップした時の快感を、無限にかつ、スムーズに体験できたら楽しいなと思い企画しました」と話す通り、ロールプレイングゲームでこつこつとキャラクターを成長させていくのが好きな人にはたまらない作品となっています。

好きなものを創り続ける

NAKASHIMAさんは先日、「モンスターフィッシング」もリリースしました。ロールプレイングゲームの中で釣りを楽むというコンセプトで制作された作品です。これも自身の好きな釣りとファンタジーロールプレイングゲームを組み合わせて生み出しました。

「釣り上げるまで何が釣れるかわからないワクワク感がすごく好きです。そのワクワク感を最大限活かせるように、釣り上げる魚はすべて架空の魚(モンスター)でデザインしました」と作品への思いを話します。

NAKASHIMAさんがゲーム作りで大切にしているのは、常に持ち歩いているスマートフォンで、気軽に遊べる、という点です。そのため、作品の多くが縦画面で遊べるゲームになっています。

「自分が遊びたいと思うのは、ロールプレイングゲームなんです。そしてスマートフォンは、縦画面で操作することに優れているハードウェアだと思っているので、縦持ちで、片手で遊べる操作感にこだわってゲームを作ることが多いです。常に持ち歩いているスマートフォンで、ちょっとした隙間時間に気軽に遊べることも重視しています」

NAKASHIMAさんのこだわりが詰まった様々なロールプレイングゲームの世界を、ぜひ体験してみてください